2022.4.7

仕事を辞めた。

 

案外簡単に辞めれるものだった。

ずっと自問自答してた。本当にやりたいことをやっている実感の持てないまま数ヶ月が過ぎた。

やりたいことなはずなのに、何か違う。

やりたくなかったのか、やり遂げられないことが怖かったのか、わからない。

本当に辞めてよかったのか。わからない。

続けられなかったことは確か。

結局、辛い思いをしてまでやりたいことではなかったんだろう。

 

敷かれたレールの上から外れることに、とてつもなく勇気がいることは私が一番知っている。それに伴う辛さも

逃げる勇気を出すために時間を費やした。

こんなこと、人生で何度目だろう。

結局私はまたやめた。

人生のスタートラインに立てたつもりでも、いつも崩壊させてしまう。

何度も繰り返している。

そしてスタートラインに立つことさえ出来ずにいる。

死ぬまで繰り返すのか。

そもそもこの世に私のやりたいことなんてあるのか。

他人を見て、他人の行動に興味を持ったことがほとんどない。一度もないかもしれない。

思っていたより自分は冷たい人間だった。

結局他人のことなんてどうでもよかった。

なのに自分の身なり、行動、言動は常に気にしていた。無意味と分かっていても、気にした。

自分のためだけに。

 

頑張ることすらできない自分に落胆する。

間違ってることは分かる。

そんなこと思わなくてもいいことも分かってる。

でも、22年生きていて何一つ成し遂げたことがない自分を許すことは簡単じゃない。

頑張れたらどんなに楽か、頑張れないことがどんなに辛いか。

 

頑張ると決めたならとことんやらないと気が済まない。

苦しいと感じないと頑張っている気がしない。

どこか傷ついていないと不安だ。

そうすることで自分を保って楽になっていたのかもしれない。

頑張るというよりも、自分を苦しめること。

それが自分の正解だった。

でもその頑張りが続くことはなかった。

苦しみに変わって終わっていた。

 

周りと同じことができないのに、どうやってここまで生きてきたのかわからなくなる時がある。

無理してただけなのか頑張れたことがあったのか

 

 

退屈がとにかく怖い。

退屈と思いながら何かすることが怖い。

退屈が生むものなんて何もないから。

それならその時間、私は本を読みたいし映画を見たい。

なんでみんなが毎日当たり前のように、退屈な時間をやり過ごせるのかわからない。

人生で1番感じたくない感情。

退屈。

 

だけど毎日退屈はやってくる。

楽しく思えていつもどこか退屈している。

そんな人生があと何十年も続くなんて、考えるだけでゾッとする。

それでも人生いつでもやり直せるって言葉を信じるふりをして、明日も退屈しながら生きるしかない。