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何もない部屋で一人で何をするわけでもなく耳を塞いで時計の針を見て時間が過ぎるのだけを待って24時になったら今日もまた命を延長できたことに安心する、けど一日何の成果も得られなかった自分を責めてそこから地獄の24時間がまた始まる
自分のために自分の労力や他人の労力を使いたくないから誰にも迷惑をかけないで誰にもバレない方法で自分を殺しまくって、加害者にも被害者にもなることで安心する
私は誰にも傷つけられないし私は誰も傷つけていない今日も自己完結できた
私を傷つけられるのは私だけだし私が傷つけることができるのも私だけ
とか思いながらマイスリーを飲んで電気を消す
何もなかったことにするために何度も体と顔を洗って部屋を片付けて血が出るまで歯を磨いて手洗いでボロボロになった手にクリームを塗って布団に入る、最後にお母さんに今日もごめんなさいって言う
一日を終わらせる準備は起きた時から始まってる今日はいつもより早く今日が終わればいい
社会そのものとの調和、道を歩くこととか電車とか信号とかいつからこんなに難しいものになったのか
私が社会を受け入れられないから社会不適合とかいう言葉を使って逃げてることも悔しい
どんなにぼろぼろになっても自分の大好きや大切を本物にするまで図太く生きるけど